2012年2月8日水曜日

MacBook Air EFI Firmware update 2.3

このアップデートでは、MacBook Air(Late 2010)において、インターネット接続を利用した Lion 復旧機能が有効になる。また Deep Sleep が解除された直後にパワーボタンが押された場合に、システムが再起動する可能性がある問題が解決される。

Lion の復旧機能についての詳細は以下を参照のこと。
http://www.apple.com/jp/macosx/recovery/

2012年2月6日月曜日

十字軍物語 3

塩野七生『十字軍物語 3』(新潮社)を読了。

本書が十字軍物語のシリーズ最終巻になる。花の十字軍と呼ばれた第三次十字軍にはじまって、第八次十字軍以後の世界までが記されている。

獅子心王リチャードとサラディンの対決、第三次十字軍の物語は、まるで戦記物絵巻を読むようで、その内容に自然と心が躍ってくる。キリスト側もイスラム側も、まだ、騎士道精神なるものが健在な時代の物語で、もちろん戦闘そのものは凄惨ではあるのだが、一方で騎士同士の微笑ましいエピソードにも事欠かない。

第四次十字軍では、後の地中海世界の経済大国ヴェネツィアが、いよいよ主役として登場してくる。その詳細は『海の都の物語』で描かれているところであるが、本書では法王庁とヴェネツィアの動きが対比されながら、外交における「リアル」とは何かということに焦点があてられている。

第六次十字軍と皇帝フリードリッヒに向けられる、塩野七生のまなざしには独特のものがある。十字軍の研究者から何かと評判の悪い皇帝フリードリッヒではあるが、塩野七生は彼にルネサンス人の先駆けとしての姿を見ている。彼女には『ルネサンスとは何であったのか』という著作があるが、その中で、ルネサンス人の先駆けとして、フリードリッヒ二世と聖フランチェスコがあげられており、その基本的スタンスは本書でも変わりはない。

聖王ルイと第七次十字軍、その後の第八次十字軍への評価はかなり厳しい。モンゴル帝国の台頭、イスラム王朝の交代など、周辺環境が激変していくなかで、やることなすことの全てに妥当性を欠いているからで、ここら辺は、欧米のキリスト教系の研究者とは一線を画していると思う。

ヨーロッパ中世の歴史に疎い私には、なかなか楽しめたシリーズだったと思う。

2012年2月4日土曜日

OS X Lion v10.7.3

OS X Lion のアップデータがリリースされた。統合パッケージで、容量は 1.2GB ほどあるので注意。

このアップデートには、Mac の安定性、互換性、セキュリティを向上させる、次のような修正が含まれている。

- カタロニア語、クロアチア語、ギリシャ語、ヘブライ語、ルーマニア語、スロバキア語、タイ語、ウクライナ語の言語サポートの追加
- スマートカードを使って OS X にログインする際の問題の解決
- ディレクトリサービスでの認証の問題の解決
- Windows ファイル共有に関する互換性の問題の解決

このアップデートについての詳細は以下を参照のこと。
http://support.apple.com/kb/HT5048
このアップデートのセキュリティコンテンツについての詳細は以下を参照のこと。
http://support.apple.com/kb/HT1222

2012年1月21日土曜日

親鸞(下)

五木寛之『親鸞(下)』(講談社文庫)を読了。

下巻では、法然に入門してから、越後に流刑になるまでの若き親鸞の日々が描かれている。上巻同様、平易な文章には力強さがみなぎっていて、どんどん物語の世界に引き込まれてしまう。

「生きて地獄、死んでも地獄」という言葉しかない庶民の暮らし、若き親鸞の苦悩、彼を巡る人々の愛や憎しみ…念仏門をめぐる朝廷、南都北嶺、一門の動き…フィクションの要素が大きくとも、ある種のリアリティが読み手に迫ってくる。特に、私には法然の人物造形が魅力的で好ましいものに思えた。

本当に感銘を受けてしまうと、それに相応しい言葉を見つけるのは難しい。人生、いま、この時にあって、私には必要な出会いだったのだろうと思っている。

2012年1月19日木曜日

鉄腕バーディー EVOLUTION 10

ゆうきまさみ『鉄腕バーディー EVOLUTION 10』(小学館)を読了。

前巻で予感されていたとおり、ひとつの悲劇の幕がおりる。カシュー・ゲーゼもネーチュラーも、悲しみの中でその生を終える。そして、この悲劇を通じて、空間遊泳体とイクシオラの身体についての謎の一部が明らかとなる。

地球人と地球外生命とのコンタクトという表面的な事象が進行していく一方で、誰が敵で誰が味方なのか。意外な人物が意外な人々と旧知の関係であることが明らかにされるなど、物語は、まだまだ、予測不能な方向に進んでいきそうだ。

次巻も楽しみではある。

2012年1月17日火曜日

風光る 31

渡辺多恵子『風光る 31』(小学館)を読了。

とうとう伊東甲子太郎一味による御陵衛士(高台寺党)の分派がなる。この巻はその前後の話。

伊東甲子太郎の陰謀に翻弄され敗北感に打ち拉がれる土方歳三。その土方を気遣い救い出す近藤勇。着々と陰謀の駒を進めていく、伊東甲子太郎とその周辺。藤堂平助は御陵衛士に参加することになり、新選組の隊士たちにも、さまざまな波紋が広がっていく。

この陰謀劇で注目すべきは、当然、斎藤一の動向なのだが、この作品では実に少女漫画らしい解決でもって、彼が御陵衛士に参加する経緯を描き切っている。粛正の連続であった新選組史の中にあっても、際だって凄惨なこの事件について、どう少女漫画的に描いていくのか、今後の展開に興味は尽きない。(ただし、セイと沖田総司の描かれ方は、多少マンネリになってきたように思う。)

2012年1月14日土曜日

親鸞(上)

五木寛之『親鸞(上)』(講談社文庫)を読了。

若き親鸞を描く物語。上巻は、貧乏貴族の養子としての幼少期の日々、比叡山への入山と苦悩、そして一つの悲劇を引き金に、叡山を下りる決意をする親鸞を描く。

文章は平易だが力強い。物語の情景が、人々の感情が、直接自分の心を揺さぶってくるようなところがある。

あすありと おもうこころの あだざくら

年が明けてから、心の中で、この言葉を何回呟いたことだろう。物語中の親鸞の迷いや苦悩は、そのまま、いまの自分の迷いや苦悩を映し出しているようだ…。いまこの小説に出会えてほんとうに良かった。

2012年1月7日土曜日

とりぱん 12

とりのなん子『とりぱん 12』(講談社)を読了。

惰性で買った12巻目。面白いことは面白かったが、そろそろ飽きてきたような気もする。動物を題材にした自然派エッセイ漫画として、それなりのポジションを獲得したのだろうとは思うけど、いかんせん作者の行動範囲が狭すぎて、ネタにも無理がきている感じがする。

身近な生活エッセイが中心で、それなりの観察眼は面白いとは思うけど、それが何か別のテーマに繋がっていかない感じ。まぁ、地球温暖化や動植物環境保全を熱く語れとは言わないが。

次巻は買うかどうか、けっこうビミョー…。

2012年1月6日金曜日

雪国

東京から山形に帰ってきてみれば、雪国の日常が待っていました。1月6日の通勤風景を撮ってみました。









2012年1月2日月曜日

お正月の風景

寒風の中、立ち続けるものたちに、愛を感じてしまうのです…。