2008年1月30日水曜日

iWork'08 アップデータ

iWork'08 のアップデータがリリース。

Keynote 4.0.2
主にプレゼンテーションの再生および書き出しに関する問題が解決されている。

Pages 3.0.2
Mac OS X との互換性が改善されている。

Numbers 1.0.2
Mac OS X との互換性が改善されている。

iWeb 2.0.3 (Jan 31 追加)
Mac OS X との互換性が改善されている。

2008年1月28日月曜日

French Night

すっかり賞味期限切れの話になってしまったが、今年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮はプレートルだった。ニューイヤー初のフランス人指揮者、歴代最高齢(プレートルは1924年生まれ)のニューイヤー登場と、音楽以外の話題が先行していたようだが、巷の評判を見聞きする限り、実際すばらしい出来のコンサートだったようだ。

そんな評判も手伝ってか、1992年のベルリン・フィルのピクニックコンサートのライブDVDが、今年に入って軒並み売り切れてしまったようだ。昨年末までは、どのサイトでも「在庫あり」だったのに……。( → Amazon.co.jp)( → HMV.co.jp



実際、このライブDVDはすばらしい。この年のコンサートのタイトル「フレンチ・ナイト」が示すように、その曲目は以下のようにフランスのポピュラー名曲が並んでいる。(ちなみに翌年の小澤征爾が登場したコンサートは「ロシアン・ナイト」。)

ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》
ラヴェル:《左手のためのピアノ協奏曲》
ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
ビゼー:《カルメン組曲》(抜粋)
ラヴェル:《ボレロ》
オッフェンバック:《ホフマンの舟歌》 他

このコンサートの白眉は、レオン・フライシャーをソリストに迎えてのラヴェル《左手のためのピアノ協奏曲》だろうか。ラヴェルは当然「両手」に負けない効果を実現しようと、この協奏曲を作曲したのだが、それを実現することがピアニストにとっていかに大変であることか、このような映像を見ると一目瞭然だ。他の曲は暗譜で指揮しているプレートルも、この曲では老眼鏡をかけスコアを見ながら着実なサポートぶりを披露している。ベルリン・フィルの音響も適度にモダンで、フライシャーが紡ぎ出すピアノの響きに相応しい。

プレートルの指揮ぶりは、一見エキセントリックで独りよがりのように見えるが、なかなかどうして、そのリードぶりには強かな計算があり、出てくる音楽は繊細で緻密な配慮が行き届いている。例えば《牧神の午後への前奏曲》。この曲は音楽史上では、「現代音楽はこの曲から始まる」とされているような曲であるが、プレートルのこの演奏は他の誰よりも「解りやすい」。無調で輪郭もぼやけているはずの音楽が、ここでは解説文を読むように、曲の流れと構造が手に取るようにわかるのだ。このような仕業は簡単なようでいて、実は大変難しい。プレートルの非凡な才能を示している例といえよう。

《ローマの謝肉祭》《カルメン組曲》はプレートルの十八番。聴衆もそれを十分に承知しており、会場は盛り上がる。《ボレロ》での表情豊かなリードぶりも見ていて楽しい。百戦錬磨のベルリン・フィルのメンバーがプレートルにインスパイアされていく様子が、私のような者にも手に取るようにわかるのだ。

このDVDが廃盤になったのは惜しいことだ。

やうやう

永作博美『やうやう』(リトルモア)を読了。

店頭で見かけたら買ったかどうか……。Amazon で見かけて「ショッピングカートに入れる」をクリックした。購入を決めたときはどういう心境だったのやら。内容はさておき、これからも永作さんには活躍してほしいと思う。どこにでもいそうで、実はそうそうにはいない女優だと思うからだ。文才?どうだろ。男の私より、女性読者の感想をきいてみたいところだ。


田辺エージェンシー 永作博美
http://www.tanabe-agency.co.jp/talent/nagasaku_hiromi/

2008年1月25日金曜日

ご冗談でしょう、ファインマンさん

ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩波現代文庫))を読了。

お正月休みに読もうと思っていたのだが、他書を読んだりしていて、今週ようやく読み終わった。なぜ読もうと思ったのか、その理由はもう忘れてしまった。ファインマンといえば戦後ピカ一の物理学者として、学生時代には憧れたものだった。とはいえ、本書が刊行された学生時代から、なぜかずっと避け続けてきたのだった。まぁ、私にとってはファインマンの数々の武勇伝を知ることより、物理学を勉強することの方が重要だったのだが。(と言うほど勉強したことはないが。)

オンラインショップの書評を見ると、「量子力学の話が出てこない」とか「ノーベル賞授与の対象になった『くりこみ』の話が出てこない」とか書かれているようだが、実はちゃんと書かれている。経路積分による量子力学の再定義の話も、量子力学の摂動論とくりこみの原理の話も、文中でそれとは明瞭に宣言していないので、専門外の人間には判らないだけのことだ。

ハンス・ベーテがファインマンと並ぶ暗算の名手として登場する。この章はとても面白い。科学的な「算術」と、単純な「そろばん計算」とは何が違うのか。数字を科学的に見るとはどういうことか。自然科学を専門としていなくても、天才達の頭脳の使い方の一部を垣間見ることができる文章だ。パリティ非保存について、リーとヤンの理論を当初理解することができなかったことが素直に述べられていて、私はその率直さにとても感銘を受けた。その次の章では、弱い相互作用の物理でのそれまでの失点を挽回するように、V-A理論の発見の経緯(というか瞬間)が、息をのむようなリアリティで描かれている。ただ残念なことに、このスリリングな章は、素粒子物理学、原子核物理学を専門に勉強したことがない者にとっては、まったく理解できないに違いない。物理学の現場には、このような手に汗にぎる瞬間がいくらでもあるのだ。(こういうエピソードを楽しめる恰好の入門書が南部陽一郎の『クォーク』。物理学を専門としない人にもオススメです。)

量子力学を勉強していて行き詰まることがあると、私はファインマンの教科書ランダウの教科書に立ち戻ることにしている。前者は、量子力学の豊かなストーリーを再認識させてくれるし、後者は、量子力学の理論的構成を見通しよく示してくれるからだ。これからも一生ファインマンのお世話になるのだろう。

2008年1月24日木曜日

降ってきましたよ

今年は雪が少ないと安心していたら、降ってきましたよ。というわけで、朝、出勤してきて研究室から撮影してみた。(で、これから書類作成だとさ……。)


2008年1月22日火曜日

BRITA の浄水器

BRITA のポット型浄水器を新型カートリッジのものに買い換えた。値段も手頃だし、使い方も簡単。何よりも水がまろやかで美味しくなるのがいい。オススメです。

BRITA Japan

# 最近、胃の具合が悪いです。私が不愉快そうな顔をしているからって、怒っているわけでも白けているわけでもありません。胃の辺りがむかついているだけなのでご容赦を。

2008年1月17日木曜日

Microsoft Office 2008 for Mac

Apple Store に予約していた Microsoft Office 2008 for Mac が今日届いたので、早速インストールしてみた。Office 2003, 2007 (for Win), Office 2004, 2008 (for Mac) とユーザインターフェースの仕様がまちまちで、とても同一系列のアプリケーションとは思えないほどだ。改良なのか進化なのかは知らないが、ある意味ユーザが置いてきぼりにされているのは事実だろう。ある程度コンピュータ操作の勘所を掴めてしまった人にとっては、この手のことは所詮マイナーな問題なのだろうが、街のパソコン教室に通って一所懸命勉強している人達にとっては、やはり大きな問題だろうと思う。(私の職場では「教科書の大幅な書き直し」という作業が生じてしまっているし。)
ところで Apple Store から送られてきたパッケージには『ひと目でわかる Microsoft Office 2008 for Mac』なる「マイクロソフト公式解説書」が同梱されていた。「こんなもの注文した記憶は無いのだけど……」と伝票を見ても「MICROSOFT OFFICE MAC HOME STUDENT 20-JPN」の数量が「1」となっているだけ。「予約初回特典」とかいうやつなんだろうか?Apple Store のサイトを見ても、もう何も書かれていない。定価 1,980 円の本だけど、まぁ、結果オーライということで大いに利用させてもらうことにする。


2008年1月16日水曜日

iTunes 7.6 など

iTunes 7.6

お気に入りのムービーをコンピュータの iTunes でレンタルおよびダウンロードしたり、または Apple TV に直接レンタルおよびダウンロードすることができる。レンタルムービーを iTunes から iPod および iPhone に転送し、持ち歩いて楽しむことができる。また、お気に入りのテレビ番組やミュージックなどを直接 Apple TV で購入したり、ダウンロードすることができる。Apple TV で購入したものは iTunes を使って簡単にコンピュータに転送することができる。

QuickTime 7.4

QuickTime 7.4 では、セキュリティの問題が解決されている。また以下の機能が追加された。 

- 多数の不具合の修正
- iTunes のサポート

このアップデートのセキュリティ関連の内容についての詳細は、次の Web サイトを参照のこと。

iMovie 7.1.1

このアップデートは、.Mac ウェブギャラリーにムービーを公開する際の問題を解決し、全体的な安定性が向上し、またその他の小さな問題にも対処している。

Front Row 2.1.2

この Front Row アップデートでは、不具合が修正され、iTunes との互換性が改善されている。

2008年1月15日火曜日

キレる大人はなぜ増えた

香山リカ『キレる大人はなぜ増えた』(朝日新書)を読了。

即席でわかったような気にさせてくれるので、香山リカの著作は売れるのだろう。昨今の新書ブームにとって「わかりやすい」あるいは「わかったような気になる」ということは必須の要件ではあるが、読んだからといって、真理(や真実)にどれだけ肉薄することができるかというのは別問題だ。そのことさえ踏まえていれば、本書は面白いし役に立つと言ってもいいと思う。ワイドショーのコメンテーターとしての仕事もしている香山リカだが、そういう方面への資質が本書の執筆にも発揮されているように思える。

著者の功か編集者の功か、以下のような章立てからして巧みで読者の興味をひく。

見て見ぬふりをしない人
泣き寝入りをしない人
「それでも私は正しい」人
いきなりトップにメールする人
昔の怒りを抑えられない人
ネット上だけ「正義の人」

身の回り、職場、その他日常の生活空間で見かける、数々の「困ったチャン」とそのトラブルが、まるで目に浮かぶようではないか。私もそうした「困ったチャン」の一人なのかもしれない。「自分は例外だ」と思うことなく楽しく読むべし。そんなところでしょうか。

2008年1月14日月曜日

ヤッターマン

30年ぶりの復活だそうで……娘と一緒に見ましたよ、『ヤッターマン』。なつかし〜。

というわけでヤッターマン関連のリンクです。(一部音声がうるさいので、職場で見る際は注意。)

ヤッターマン総合ポータルサイト

読売テレビ『ヤッターマン』HP

タツノコプロ

ヤッターマン×トウシバ

タツノココミュニティー

タツノコプロ作品データベース『ヤッターマン』

実写版のドロンジョは深田恭子だそうです。
→ホリプロ恭子チャンネル

オーケストラの秘密

みつとみ俊郎『オーケストラの秘密』(NHK出版生活人新書)を読了。

大学の書籍部で見かけて、空いた時間つぶしのために購入。これと云った発見は無かった。クラシック音楽のマネジメントやその周辺について、もう少しつっこんだ記述があっても良かったのではないかと思う。オーケストラ音楽入門という点でいえば、本書よりも好著は複数存在する。あえてこの手の本を出版する動機は何だったのか?

作曲家名、作品名、あるいは楽器名などについて、明らかな単純ミスや、著者の誤認(あるいは勝手な思いこみ)が数カ所見られた。著者の責任もあると思うが、この手のミスについては、編集者の責任が大きいと思う。(片手間で編集しているのか。それとも救いようのないほどの素人編集者なのか。)

半身浴2回程度で読み終わる。これで740円は高い。

2008年1月11日金曜日

お正月を振り返る

今年のお正月、東京は穏やかで過ごしやすかった。ちょっと写真を撮ってみたのでお披露目。



写真の景色は実家のベランダから撮ったもの。中央に見える大きなアーチ橋は首都高中央環状線。手前に見える川が隅田川で、その向こうに流れているのが荒川放水路だ。その向こう岸沿いに走っている道路は、首都高川口線で、左へ行くと東北道方面、右へ行くと小菅JCT、堀切JCTだ。

この隅田川、私が子供の頃は、夏になると悪臭を放っていたものだが、最近はすっかり水もきれいになり、このお正月も、多くの水鳥たちがその羽を休めていた。その向こうを流れている荒川放水路の水はさらにマシな状態になっている。東京都北区は23区内でも多くの工場が建ち並ぶ地域だったが、バブル景気の20年前あたりには多くの企業が撤退してしまった。そのことも水の浄化に貢献したに違いない。

荒川の土手を右側(下流側)に下って行くと、TVドラマ『金八先生』のロケ地となる。私が子供の頃は、首都高の建設もまだ始まっておらず、土手を散歩していると、その空の高さと広さを実感できて楽しかったものである。(空はこんなにきれいじゃなかった。)現在は自動車の走行音ですっかり騒がしくなってしまった。




山形で生活しているときの移動手段は、もっぱら自家用車だ。公共交通機関を利用することはまずない。ところが東京に来ると、必然的にJR、地下鉄、都電、バスなどを利用することになるので、うちの娘は、毎日がアトラクションを楽しんでいるような気分になるらしい。この写真は「都営バスに乗って大興奮の図」。

空腹力

石原結實『空腹力』(PHP新書)を読了。

こういうのって、どうなのかなぁ?民間療法とか疑似科学とかいうレッテルを簡単に貼ってしまうのもいかがなものかと思うし、かといって本書の内容にトンデモな記述が皆無というわけでもないし。(私が読む限り、そう多くはないが。)単なる「健康法」と「予防医学」の境目はどこにあるのだろう、なんていうことを考えながら読んだ。

「腹八分目」が身体に良いとはわかっちゃいるが、食べることが人生の喜びであることもまた事実。そんな私のジレンマに一石を投じてくれるかもしれないということで、大学の書籍部で見かけて即購入。東洋医学の思想として紹介されている事柄、石原氏の見解のうちの一部については、素人の私が読んでも首をかしげるところがないわけではない。その一方で、「こういうことが健康には良いのだろうな」と日頃漠然と考えていたことを後押ししてくれる本であることも事実。「健康法」なんて所詮人それぞれで、結果オーライではあるのだろうけど。

2008年1月9日水曜日

日本の行く道

橋本治『日本の行く道』(集英社新書)を読了。

タイトルが「日本の行く道」だからといって、竹中平蔵や大前研一のような日本経営論ではない。本書は、大は「地球温暖化」から小は「家」にいたるまで、橋本治流のレトリックを駆使した教育論や歴史論をも絡めた、日本の文明論とでも云おうか。どうも私は昔から、橋本治のこの独特の言い回しが苦手なのであるが、270頁ほどの本書に限っていえば、楽しく快適に読み進むことができた。私が日ごろ関心を寄せていることの多くが扱われているからだと思う。もっとも「わたしは真面目」と信じて疑わない老若男女の多くからは眉を顰められる類の本でもあると思う。アナタの職場にもいるでしょ、「ワタシこそ良識派、現実派」っていう学級委員みたいなヤツ。(私の差別的な偏見によれば、得てして女性に多い。)そういう連中にこそ読んでほしい本ではある。なぜなら、そういう人達が考え方を変えない限り、地球も日本も良くなっていかないだろうと思うからだ。(「良くなっていくこと」=「進歩」とは考えないことにする。)

2008年1月8日火曜日

研究室のBGM 今月の一枚



オペラ間奏曲集
 歌劇《椿姫》第3幕への前奏曲(ヴェルディ)
 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲(マスカーニ)
 歌劇《修道女アンジェリカ》間奏曲(プッチーニ)
 歌劇《道化師》間奏曲(レオンカヴァッロ)
 歌劇《ホヴァンシチナ》第4幕間奏曲(ムソルグスキー)
 歌劇《マノン・レスコー》第3幕間奏曲(プッチーニ)
 歌劇《ノートル・ダム》間奏曲(シュミット)
 歌劇《タイス》瞑想曲(マスネ)
 歌劇《フェドーラ》第2幕間奏曲(ジョルダーノ)
 歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》第2幕間奏曲(チレア)
 歌劇《マドンナの宝石》第3幕間奏曲(ヴォルフ=フェラーリ)
 歌劇《友人フリッツ》間奏曲(マスカーニ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(IX/1967)
(→ Amazon.co.jp)(→ HMV.co.jp

2008年は指揮者カラヤンの生誕100周年にあたる。そこで数ある録音の中から、カラヤンならではの一枚を選んでみた。過去「大指揮者」と呼ばれた者は何人もいるが、そのキャリアの中で、このような小品集を積極的に録音してきた指揮者は、カラヤンを除けば皆無といってよい。そのキャリアを通じて、ある種の大衆性を志向してきたとも云えるし、実際、オペラ指揮者としての卓越した手腕は、芸術家としての才能以上に、エンターテナーとしての才能にも恵まれていた故であったと云えるだろう。そのようなこともあってか、カラヤンを芸術家として一段低く評する向きもあるようだが、ベートーヴェンやブラームスの交響曲といった大曲から、この CD に聴かれるような小品にいたるまで、常に高い演奏水準が保たれているのは、カラヤンの奇跡と云ってもよい。

この CD は、オペラの間奏曲の名作ばかりを選りすぐって一枚にまとめ、洒落たコンセプトに基づいて作られたアルバムだ。現役時代のカラヤンが、しばしばコンサートに取り上げた曲が収録されている。曲順もよく考えられていて、アルバム一枚がまるで一つの作品のように聴こえる。《道化師》と《マノン・レスコー》を2曲続けて演奏したコンサートのライブ DVD を視聴したことがあるが、美しい音のドラマに、会場全体が魔法にかけられたようになっていたのが大変印象的だった。この CD でも、そのドラマは健在だ。間に《ホヴァンシチナ》が挟まっているのも効果的だと思う。《友人フリッツ》の歌心もいい。これも別のコンサートライブを観たことがある。ベルリン・フィルがノリにノリ、ヴァイオリンが泣き、オケ全体が歌いまくっているのが印象的だった。この CD では、甘く美しい《カヴァレリア・ルスティカーナ》や心踊るような《マドンナの宝石》も絶品だと思う。

最盛期のベルリン・フィルの弦楽器の響きはとても美しい。イタリア・オペラにしては、音の重心が低いのが気にならないでもないが……。これら全曲をスカラ座のオケの演奏で聴いてみたいところだ。指揮はもちろんカラヤンで。ベルリン・フィルのシェフに就任する前、カラヤンはスカラ座と良好な関係を築いていた。現在残されている、スカラ座との数少ない録音はどれも絶品で、イタリア・オペラは、ウィーンやベルリンではなく、もっとスカラ座と録音を残して欲しかったと思う。

何はともあれ、1,500円たらずで、これだけ楽しめるクラシックCDはそう多くない。オススメです。

ヘルベルト・フォン・カラヤン 生誕100周年 記念サイト http://www.karajan.org/

2008年1月7日月曜日

年賀状ありがとうございました

(私にしては)多くの方から年賀状をいただきました。ありがとうございました。一部、差出人不明のものがありました。お心当たりの方は、お知らせくださいませ。

自分の所属している組織のトップについてコメントしている年賀状がチラホラ。年齢的なこともあるのか、職種を問わず、中間管理職的な仕事に就き始めた人も多いからだろう。まぁ、このご時世、センドウがバカなら、あっという間に組織全体が沈没しかねないし、センドウの不始末は常に現場のトップにシワが寄るのが道理で、愚痴の一つもこぼしたくなる気持ちはわからないでもない。

都庁に勤めている知人の年賀状には思わず苦笑した。「石原知事の肝煎りで始まった『心の東京革命』なるものの担当になっています。『それは何だ?』と訊かれると困るのですが……。」センドウが高尚な構想をブチあげたからといって、周囲がそれを理解して仕事として具体化できるとは限らないし、ましてやセンドウ君の心の高揚感を現場が共有できるなんていうのは幻想に過ぎない。トップなら舞い上がることよりも、まず、冷静に羅針盤上に具体的な指示を出すことの方が先だとは思う。もっとも石原知事くらいの大物からすれば、こんな私の発言は小物のタワゴトに過ぎないのだろうけど。

というわけで「心の東京革命」のホームページは→コチラ。政治や行政が、人の心の内面にまで踏み込んでくるのはどうかとは思うが……。






この休暇中は都内の散策に励んだ。子供の頃を過ごした街々をブラブラ歩いてみた。さて写真は池袋東口駅前の都営トロリーバス。(現在の西武デパートのお向かいさん辺りっすね。)昭和30年頃の風景。昭和43年3月に廃止されるまで、渋谷駅前まで営業されていたらしいのだが、さすがにこれは記憶に無い。幼少期の都電(チンチン電車)のことは結構憶えているのだが。

2008年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

「一年の計は元旦にあり」と云うけれど、そんなものはこれからの一年間に何の足しにもならないということくらいは理解できる知恵と経験は得ているように思う。大晦日に「こんなはずじゃなかった」と言うことほどクダラナイことはない。予期しないこと、思い通りにならないことが多いから人生は楽しいと今年も思うことにする。(ま、苦しいときは苦しいし、悲しいときは悲しいんだけどね。これは仕方がない。)

今年も

 頑張らない アテにされない アテにしない

でいくつもりなので、よろしくお願いします。