2019年12月4日水曜日

昭和天皇物語 5

能條純一『昭和天皇物語 5』(小学館)を読了。

原作者(半藤一利)の歴史のタラレバへの思いが詰まったような巻。原敬暗殺、裕仁親王の摂政就任、関東大震災と続く。

山縣有朋という人物は複雑だ。単なる保守反動なのか、それとも立憲君主制の守護神なのか。この漫画は彼をはじめとする元老の立ち位置を巧妙に描いているように私には思われた。雍仁親王(秩父宮)に「天皇親政」というセリフをこの時点で与えていることとは好対照で、なかなか刺激的な巻だと思う。

黄泉路へと向かう山縣有朋に、伊藤博文、西郷隆盛、吉田松陰、高杉晋作の名を呟かせているところ、一筋縄ではいかない山縣有朋という人物の背景と奥行きを上手く表現していると思う。

2019年12月1日日曜日

師走

今年も残すところ1ヵ月となった。暖冬傾向なのか、いまのところ街に降雪はほとんどない。しかしながら市内から月山を眺めれば、写真のとおりのシルエットである。一日一日と寒さは増してくるが、残りの1ヵ月を大切に過ごしていきたいと思う。


2019年11月27日水曜日

プリニウス IX

ヤマザキマリ&とり・みき『プリニウス IX』(新潮社)を読了。

皇帝ネロとの再会、将軍コルブロの自死… 転落していくローマ…。作中でウェスパシアヌスだけでなく息子たちティトゥスとドミティアヌスをコルブロの末娘ドミティアに引き合わせているところが興味深い。(この伏線を回収できるほど連載は続くのだろうか?)

ネロがご執心だった奴隷女はプリニウス家に引き取られる。ここら辺、ご都合主義と言ってしまえばそれまでだが、ネロあるいはプリニウスのローマ帰還でどんなドラマが展開されるのか楽しみなところである。

そして、本巻のラストで、プリニウス一行の同行人、フェニキア人の娘タニティアとの別れ。ここで私は初めて気がついた。彼女のモデルが子供の頃のヤマザキマリ本人であるということを。

プチ感動しつつ次巻に期待。

2019年11月23日土曜日

造形展と英雄

午前中は家の用事を諸々こなし、午後は子どもたちの作品が出展されているとのことで子ども造形展へ。中学生は大人への入口で、作品の数々が持っている奥行きと人間的な幅の広さに大いに感心した。夜は山形交響楽団の定期演奏会。今日は稀なほどの力演だったと思う。コンサートがはねた後、東京から訪ねてきた友人と私たち家族で会食。楽しいひとときを過ごした。写真はセリしゃぶ。美味。




2019年11月16日土曜日

院展 & ハイボール

子供たちの先生も出展しているということもあって午後は院展に。夕食はハイボールを飲みながら麻婆豆腐をいただくという普段の自分にはあり得ないパターン。